心身を疲弊させるカサンドラ症候群。安喜さんによると、夫たちは外では「定型発達者に見える鎧(よろい)」をまとっているが、家では脱いで素の自分に戻る。これにより妻のみが振り回され、周囲から理解が得にくい状況を生んでいるという。ただし、注意すべき点として「発達障害のある夫が悪いのではないし、妻の真面目さが悪いのでもない。夫婦のミスマッチから生じる問題」と指摘する。

 その上でカサンドラ症候群から抜け出すためには何が必要なのか。安喜さんによるとポイントは三つある。まず自分の人生を俯瞰(ふかん)し、残りの人生をどう過ごしたいかを明確にする。二つ目が自己犠牲をやめ、世間の価値観に振り回されず自分を大切にする。最後は幸せになるために、自分自身が変わる意識を持つことだという

 

カサンドラ症候群から抜け出すには、原因(発達障害特性を持つ配偶者との生活)から離れるのが一番です。

つまり、別居することができれば良いのですが、、、